2013年3月30日土曜日

Windows 7にCygwin

Win-Macで環境を合わせるため,Windows 7にCygwinをインストール.
最小インストールは難なく完了.Win7ではオンラインインストールができない,と言う様なネット情報があったが,そのような問題は無かった.

ただし...

特に意図せずに,最小インストールをしてしまったため,後からgcc等の追加インストールをしようと思った所から........難航.

結局,クリアインストール.修正インストールはうまくいかなかった.

【アンインストール】
・今回インストールしたフォルダは\cygwin ← これを削除.
・レジストリエディタRegedit.exeで関連レジストリを削除.具体的には
 レジストリHKEY_LOCAL_MACHINEおよびHKEY_CURRENT_USERのSoftware\Cygnus Solutionsを削除。
 http://nova-memo.blogspot.jp/2009/05/cygwin.html
・関連する環境変数の削除 ← 確認したけれど,なにも修正されていなかった.
・再起動.


【ダウンロード】
・公式サイトでsetup.exeをダウンロードする.http://www.cygwin.com/
・setup.exeを起動し,「インストールせずにダウンロード」を選ぶ.この際,デフォルトの設定ではほんの一部しかダウンロードされない.矢印がループしている様なマークをクリックして,これをdefaultから「Install」に変更するのを忘れないこと.その後,かなり長い間ダウンロードしているので,それが完了するのを待つ.ダウンロードサイトは,国内外から選べるものの,今回は国内の大学にした.まあ,延々やってる感じ.
・ダウンロードが終わると,ダウンロード先のフォルダ(今回はdesktop\cygwin)内に,ダウンロードサイト固有のフォルダが作成され,その下にreleaseというフォルダとsetup.iniが作られている.ダウンロードされたファイル群はreleaseフォルダ内に格納されている.


【新規インストール】
ファイルがダウンロードされたので,次はインストール.
setup.exeを再起動して,今度は「ローカルフォルダファイルを利用してインストール」を選択する.
このとき指定するローカルフォルダは「releaseというフォルダとsetup.iniが作られている」フォルダ.
つまり今回の場合,先の「ダウンロードサイト固有のフォルダ」で,具体的には下記だった.
   http%3a%2f%2fftp.yz.yamagata-u.ac.jp%2fpub
原理的にはこうするはずと思うのだけれど,この%入りのフォルダを指定すると,何故かインストールが途中でハングアップしてしまう.
結局,「releaseフォルダとsetup.iniファイル」をdesktop\cygwinに移動し,その上で「ローカルフォルダファイルを利用してインストール」「desktop\cygwinをローカルフォルダとして指定」でうまくいった.

ダウンロードしたファイルをすべてインストールすると異常な時間がかかりそうなので,インストールは一部にした.(とりあえずgccは使えるように,程度の基準.)Texは後から奥村先生のCD版をインストールするつもりなので,避けたつもりだったが,インストール状況ウインドウを見ていると,Texmacとかがコピーされている模様なので,これは失敗の模様.

と言うことで,まだ終わらない.

・・・・・・

で,先ほどインストールが終わったが,何やら妙なメッセージが出ていた.
でCygwin terminalを機動したところ,プロンプトが現れない.
つまりコマンドを受け付けない.

ということで失敗.

再度setup.exeを立ち上げ,部分的にアンインストール使用としたところ,インストーラーフリーズ.

ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ....










2013年3月23日土曜日

Winで作成したTexファイルをMacでコンパイル

これまで主にWindows上でTex文章を作成していたが,モバイルにMACを使うようになったため,この数日一苦労.スマートなやり方はあるかもしれないけれど,とりあえず今回は下記でしのいだ.下記はMAC側でとった対応.あまりにいろいろな試行錯誤を繰り返したため,系統的な内容にはなっておらず,あくまでも忘備録.今後適宜修正するつもり.

・ソース・図ファイルはDropboxでデスクトップPCと共有
・Texソフトは奥村先生「LaTeX2e 微分書作成入門・改訂第5版」を利用
 →otfパッケージは必ず入れておく(使いたければ,と書いてあるが,最初から入れた方が無難.)ここまでは出張中の新幹線の中で作業.

・英文ソースは問題なく動作するが,日本語ソースがTexshop, Texworksで通らない.そのため「ターミナル」でコマンドラインコンパイル.(コンパイルの対象となるファイルがあるディレクトリ(フォルダ)にcdで適宜移動することが必要なのは当然.)
       platex foo.tex
       divpdfmx foo.dvi
これでなんとかpdfファイルは作成できた.昔かじったUNIXのひょろひょろ知識が,こんなところで役立った.
 ソースファイルの編集にはmi を使用.Winで作成したソースもコンパイルはできるが,文字コードの違いから文字化け.そのため,Winで作成したソースをmiで読み込んで,文字コードUTF8, 改行コードCR(MAC)で保存し直すという原始的な方法で対応.

・Macと共有したいDropboxのフォルダ名・ファイル名には日本語を使わないこと.Dropbox上ではどちらで作成された日本語フォルダ・ファイル名も正常に表示されているが,Texソースの中に書かれたパス・ファイル名はOS依存でコンパイルできなくなる.今回,フォルダ,ファイルのほとんどがWinで作成されたものだったため,必要なファイル名とフォルダ名を手作業で半角文字に変換.フォルダ名が日本語だからだめなのではなく,異なるOS間でTexファイルを共用しようとするために必要なこと.

(ここまでが,出張先のホテルでの作業.泣きながら徹夜.)

[Texshop]
 長らく動かなかったが,今日いじっていたら動いた.現状は下記.
   環境設定・書類・エンコーディング → UTF-8
 ここをSJISにしておけば,Winファイルは読めた.がコンパイルができなかった.

・環境設定・タイプセット・デフォルトのスクリプト→ Tex+DVI
   にしていると,エラーがでて止まってしまう.nkfがない,とか言われている.
 環境設定・タイプセット・デフォルトのスクリプト→pdftex
 にしたところ,正常に動作し,最終PDFが表示された.
  ※同設定ページの「Sync方式」はPdf Sync (TexLive2010以前)にしてあるが,ここを変更しても今はとりあえず動いている.何に変化があるのかよくわからない.

[Texworks]
Texshopが動いても,こちらのTexworksが動かないという状況だったが,下記で動いた.
タイプセット→ pdfptex
ただし,下記のエラーが出ている.
------------------------------------------------
eptex: unrecognized option `-synctex=1'
This is e-pTeXk, Version 3.1415926-p3.1.11-100420 (utf8.euc) (TeX Live 2009)
restricted \write18 enabled.
entering extended mode
(./main.tex
! Undefined control sequence.
l.3 \documentclass
[12pt]{jreport}%


------------------------------------------------
このエラーをスキップすると,最後まで行く.
この後,preferenceのタイプセット設定で,pdfpLatexを最上位に優先度を上げたが,その後のテキストエディタ表示がなんか変?何しろコンパイルはできている模様.


[Inkscape]
普段使っているイラストレータはモバイルにはインストールしていない.そのため既にインストールして全く使っていなかったInkscapeを試してみる.WindowsでInkscapeを試したことがあったが,MACで使っている方が素直に動いてくれる模様.とりあえず,EPSになったグラフの線種変更ができないと困るので,それだけ試してみた.
・編集したいEPSを開く
・図を2本指クリック(Winの右クリック)して,Ungroupを選択.
・いったん図以外の部分をクリックして,全パーツを非アクティブにする.
・編集したいパーツ(線)をクリックしてアクティブ化
 2本指クリックまたはツールバーの[Object]から[Fill and stroke]を選択.
・画面上に現れたウインドウの中の[Stroke style]タブを選択.
 → 適宜線種を修正

まだ編集した図をTexに正常に読み込めるか否かは試していないのでまた後で.

(ここまでは,帰宅後,自宅で作業.3時間くらい)

TexworksはTexshopよりファイル読み込みとかインターフェースが楽そうだけれど,細かいことは未だによくわからない.